桜吹雪 サユキ 2018-11-18 05:48:00 |
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(テオくんside)
、、、そうだ、、、これでいい、、、
男が男を好きになるのはおかしい、気持ち悪い、
だから、告白して、フラれて、諦める
それを企画と同時進行でやれば関係は崩れない、誰も気付かない
俺は、じんたんに告白した
「え、、、」
あぁ、やっぱりそうだよな、わけわからないよな、ごめんなじんたん
俺は心の奥から笑顔を引き出し、
「なんてね!じんたん、見てこれ、カメラだよ、ドッキリ大成功!!」
あ、ホッとした、怖わかったんだ、
え?泣いている、
じんたんがこっちに来て俺に抱き付いてきた、ヤバい
心臓がバクバクしている、じんたん、気付かないで、、、
「どうした?じんたん、怖かった?、、、ごめんな」
「違う、怖かったんじゃない、びっくりしたの、
テオくんがどっか行っちゃうと思ったから、、、」
あぁ、そうか、俺にとってこいつは、大切な人で
こいつにとって俺は、親友だ、それはきっと、変わらない、
諦めよう、忘れよう、元に戻ろう、、、
そう思うと泣きそうになった、それにじんたんは気付いた、
「どうして、テ、オくんも、な、いて、るの?」
つっかえながら俺の心配をしている
「泣いてないよ、これはもらい泣きで、俺は泣いてない」
じんたんは疲れて寝てしまった、
俺はじんたんを布団に入れて、そこから一番離れたリビングに行った
リビングで、静かに、あいつに会ってから一番激しく、泣いた、
一人で、外は曇りで薄暗い、怖かった
頭が痛い、、、それよりも心が痛い、、、怖い、、、でもきっとじんたんはこれより怖かったはずだ
「大丈夫?テオくん?平均?」
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