なんだ、同じ方面だったのね。もしかして反対方向だったのを私に気を遣って言わなかったのかと思ってたわ。…ん、ありがとう。おやすみなさい、また明日ね。 (意外と近所だった事に驚きながらもずっと押してきていた自転車に跨がれば小さく会釈してお礼を告げ微笑と共に手を振れば先程伝えた角の相手とは反対方向に漕ぎ出し、別れた後に新たな相手の一面を知れたことに機嫌良く鼻歌を歌いながら自宅に向かい)