24171 2018-10-28 22:24:12 |
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………こ、ここって……?……!!
(見慣れぬ顔に慄くのと同時にジュストコールが主流の時代にジーンズやジャケットなど目にした事が無いものばかりを身に纏う容姿に視線は釘付けとなり、一度水底から顔を出したは良いものの口元まで浸かり直してその身を沈め。よもや己の命を狙われているとは毛頭にも思わず、彼が不意に背後を気にするまでは見知らぬ彼へとばかり視線は注がれて、肝心の矢に対しては危険を知らせる言葉が発せらるまで気付かず、鼓膜を震わす声に身を震わせて漸く視界の中に鋭利な物体が姿を現し。突如たる一連に余計な思考が巡る間も無く、もう一度瞬きをすれば既に事は済んでいて。痛みも痒さも何も感じぬ身体に慌てふためきながらも確かに矢が何処かしらに刺さったの全身を両手で確認していれば、ふと茂みの向こうに此方に向かってきたであろう矢が転がっているのが目に付き再び思考は停止し。次いで意識は聞きなれぬ声によって引き戻され、摩訶不思議なものを目撃したとでもいいたいような丸い瞳で双方の瞳を捉え。勿論、眼前で起きた言葉では現し難い情報に既に収集しきれなくなり、挨拶を返すまでに体感ではかなりの時間を浪費して、言葉が出る前に傭兵達が彼を取り囲み拘束すれば慌てて湖から身を乗り出して「ま、待って……、その人、悪い人じゃ無いと思うの…離してあげて…」蚊の鳴くような声で精一杯捻り出したのはこれ以上の拘束を制止する言葉であり、水辺から片脚を地上へやれば、足の鱗はみるみるうちに透けるように消え去り、ぽたぽたと水の滴る身体に傭兵の一人がマントを被せればそれを胸元を抑えるように片手で握り締めながら、ゆっくりと慎重に近寄り)…貴方は城の外から来た人…?
(/有難う御座います、ロルに関しては出来る限り合わせる事は可能ですので主様が楽しめる方法で構いませんよ!それでは改めてよろしくお願いしますね!)
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