あらあら、その子はあなたの事を思ってここまでしてくれたのに。あなたを帝国から護るために心を鬼にしてきたのに可愛そうに。ただ大切なあなたを守りたかっただけなのに、何をそんなに怖がるのかしら。あなたを奪いたいだけなのに(ゆったりと破裂音のした方に向かえば倒れ伏す相手の姿と主様の相手を見る異常ななモノを目の当たりにした瞳に同情するように声をかけ、立ち上がらせて)