それは…でも主様の命に反する事に…でも主様を護る…そう護る為だから…仕方ない…?国は主様を縛り付けている枷…? (彼女の甘く囁く言葉は困惑し磨り減る私の思考に溶ける様に染み渡り私は彼女から目を離せなくなってしまっていました。敵である彼女からの言葉にもはや拒否すら出来ずそれを少しずつ聞き入れ始めている私がそこに居たのです。)