須藤 理仁 2018-10-16 22:54:58 |
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そう簡単に泣いてられるか。…俺だって、守りたいんだからよ。
(ぼんやりしていたくせに、急に真っ直ぐ見られてうっ、と怯みそうになりながらブツブツと自らの主張をして。服についた砂やらを軽く払いながらふいに身体について聞かれれば「俺は大丈夫。ちょいちょい擦りむいた程度かな。お前の方こそ、ダルさとかないか?_お前になんかあったらお前ん家のおばさんに合わせる顔がねーし、母さんにぶっ飛ばされちまう。早起きは…まあ、別に大した事じゃねーし。」相手の肩や額にそっと触れ怪我の程度を眺めつつ、心配性な母親達の姿に内心溜め息を。早朝登校についてはただ相手から少しでも距離をとろうと思ったから、なんて改めて言うのも気が引けて言葉を濁し。一旦離れた相手の方へ手を差し出し僅かに顔を逸らしながら「手、繋いで帰んぞ。今日はお前ん家に入り浸ることにした」と呟いて)
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