匿名さん 2018-10-12 19:35:38 |
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(/遅くなりました…!絡み文失礼しますね。)
(国の中でも有数の広大な自然を持つその土地の奥地に建つ巨大な屋敷。青い森の中をその一面だけ刈り取り築き上げたその建物は真っ白な壁をしており、如何にも景観壊しにも思えるがいやはや、緑の芝生と澄んだ空によく映えては、その圧巻な大きさとは裏腹に細やかな装飾は何人からも「美しい」と呼ばれるに違いないものだった。
その屋敷の主こそウィリアム・キャンベル。12歳の彼はキャンベル家の当主であり、この屋敷の主であり、そして絶賛宿題中である。)
……うーん…わからん………ふぅ。
(小さい体には大きすぎる机と椅子。彼は今巨大な書斎にて家庭教師より出された外国語の宿題をこなしている。秀才と呼ばれる部類には違わないが、かと言って何でも卒無くこなせる訳ではなく。大量の本を読み比べながら頬には小さい汗水を垂らし、羽根ペンをまちまちと動かす。
何とか少しは終えられたらしく、軽く肩を回す。─喉が渇いたな、なんてふと頭に過ぎる感覚を紛らわすように溜息を小さく吐き)
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