匿名さん 2018-10-12 16:46:34 |
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…大丈夫、です。
(差し出された手に掴まり立ち上がる。そしてお礼を言おうと顔を上げては一度もあったことがないはずなのに、関わりたくないと本能が訴える。彼が黒の組織に入っており、それを何かで感じ取ったのだが、記憶がない彼女には分かるわけもなく、何故?と考えるも、それに答えが出ることはない。それよりも、逃げることが優先。今の己の格好は大人から見れば不自然だと思うことは当然のことで、直ぐに手を離すと少し後退しつつ、全てを見すかすような目を持つ彼に「起こしてくれて、ありがとうございました。それじゃあさようなら」と早口に礼を捲し立ててはその場を立ち去るために背を向けて)
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