常連さん 2018-10-05 12:14:55 |
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「私にとってフィギュアスケートは、誇りであり、命であり、生きる意味なの。それを諦めるのは、呼吸を放棄するのと同じことよ。…何も知らないくせに、とやかく言わないで」
「なん、なのよ…どうして私に構うのよ…!惨めな私を笑いもせず、罵りもせず……、あなたは何がしたいの…?やめてよ……涙なんか、見せたく、ッ、ないのに……」
名前:フランチェスカ・エヴァテリーナ・オルコット
性別:女
年齢:16
性格:自信家で完璧主義、自他共に妥協を許さない気難しい性分。輝かしい経歴に裏付けられた堂々とした振る舞いは、まさしく氷の姫。今まで一度たりとも自分に甘えたことはなく、それゆえの傲慢と我儘、自分は完全無欠であると信じて疑わないプライドの高さは扱いに窮するレベル。しかし蓋を開けてみれば、それは幼い頃から植え付けられたプレッシャーと、負けてしまえば誰にも認めてもらえなくなるのではないか、という恐怖に怯えるただの少女という実像がある。無論それを表に出したりはしないが、誰も見ていない所では不安に暮れて一人涙することも。このように、一度性格を看破されれば残るのは脆さだけであり、簡単に表すならば、「一度落とせば割れてしまう硝子のお手玉」のような存在。強くあらねば、という一種の強迫観念に駆られて高圧的に振舞ってはいるが、根は穏やかで心優しい、年相応の感性を持った少女。好意を素直に表現できず、また相手の好意にも素直に反応できないその様子は、俗に言えばツンデレに属するのかもしれない。お察しの通りいくつもの棘のある壁に覆われた心の持ち主だが、一枚一枚それを突破してくれる人がいたならば、自分の苦悩を打ち明けられる存在として心を開くことが予想される。本人は認めたがらないが、本音はほっと甘えられるような心の拠り所を渇望している節がある。
容姿:プラチナブロンドの髪は絹糸のような光沢を放ち、癖のないストレートロングで胸辺りまで伸ばされている。左側だけ耳にかけられていて、アマリリスの花飾りをそこへ付けている。瞳は透き通るようなスカイブルー。瞼の二重幅が広い桃花眼だが、蕩けた印象は与えず、切れ長な目元なこともあってか涼しげな顔つき。眉毛と睫毛も髪と同色。睫毛は人一倍量が多く、くるんと上向きにカールしている。唇はほんのり桜色だが、肌は全体的に透明感を感じさせるシミひとつない純白。体格は一見華奢だが、一流のアスリートとして必要な無駄のない筋肉はついている。すらりと伸びる長い手足、身長も162cmと年齢の割に大人びた体つきだが、幸か不幸か胸は平均的。真っ白な膝丈のワンピースに紺色のカーディガン、同色のパンプスと落ち着いた服装。親に貰ったシンプルなデザインのストーンネックレスが宝物らしく、いつも身に着けている。あしらわれているジュエリーはフローライト。
備考:愛称は「チェスカ」だが、気に入った人物にしかそう呼ばれることを認めない。出身はロシア。父はフェンシング世界王者、母はフィギュアスケートの伝説と呼ばれたアスリート一家に、待望の一人娘として誕生した。周囲からの期待は勿論、両親からの英才教育によって、物心つくころにはスケート靴を履いていた。両親は厳しかったが、幸いにして歪んだ教育ではなく、厳しさと同量かそれ以上の愛情を注がれて育った。幼い頃から数々の賞レースで首位を総なめにしてきたが、一度だけ不覚を取って二位の座に甘んじたことがある。その時の周囲からの反応や両親の落胆が、トラウマと言っていいほどに幼心を抉り、傷つけ、それ以来血の滲むような努力も惜しまず、日夜練習に没頭することとなった。その甲斐あって、世界中から“銀盤の妖精”と称賛を受けることが出来たが、幸せは長くは続かない。高慢な自身の態度が顰蹙を買ったのだろうか、何者かによる故意なのか、ただの事故なのかは分からないが、ロッカールームで着替えているところに上に積まれていた機材が落下しそれが脊髄に直撃。一命こそ取り留めたものの、下半身不随という大きなハンデを背負うことに。地元の病院では手に負えず、最新鋭の設備が揃った日本のとある病院へ移ることに。もう一度スケートリンクの上に立つことはもちろん諦めておらず、日々狂ったように苛烈なリハビリを続ける。それは最早執念であり、自分にはフィギュアスケートしか取り柄がない、ということも分かっているからこそ、それを諦めることは死ぬことと同義だと考えている。
(/勢いのままに作り上げてしまったので、冗長で不親切なPFになったかもしれませんが、一応完成として提出しておきます。心を開いた人物には甘えるように、とのご要望も盛り込んだつもりですが、不備や改善点等ございましたら、お手数ですがご指摘くださいませ…!
また主様のPFですが、ゆったりとお待ちしておりますのでどうぞ無理のないペースで作成なさってくださいませ。)
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