執事長 2018-10-04 22:19:25 |
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>ユギン
(キィン__と耳元で大きな声を出された余韻に眉を顰める。先程までの囁きよりは幾分かマシとはいえ不快なものは不快。彼の腕から解放されるや否や袖口でゴシゴシと口付けられた頬を拭い、まるで低く威嚇をするかのように「うるさい。」と一言。こんなにハッキリと敵意を示しているのは無性に腹が立っているからで。彼女の本質がどうであれ自分が彼女に好意を寄せているのは事実、まだその好意がどういったものかと決めあぐねているとはいえそれが真剣な思いに違いはなく、面白いと笑われたことに怒りを示めすのは当然だった。肩に乗っかかる腕を跳ね除けると勢いよく椅子を立ち上がり反転、椅子を挟んで彼と対峙することになり。「あんたにもいるんだろ、獲物。俺なんか構ってないでそっちにいけば?」さっさと此処ではないどこかにいってほしい。トゲのある言葉を投げかけては、ふん、とそっぽを向いて)
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