執事長 2018-10-04 22:19:25 |
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>105 ジェイド
(響いたノックの音に、それこそ大袈裟なまでに肩を揺らし、わっと驚いて。ぎぎぎ、とブリキの人形のようにぎこちない動きで振り返る。最初は警戒心を抱くように上から下に彼をジロジロと眺め、そろりそろりと自分からも近寄る。浮かんだ表情を見る限りでは善人のようだ。そう思ったら最後、警戒心から好奇心の方へ心のベクトルは傾く。「ご飯!すっごくお腹減ってる!もう腹ペコさっ。でもタダ飯より怖いものはないんだ。ご飯のお代に、僕は靴磨きでもすればいいの?」何にでも対価はつきもの、それぐらい知ってるんだぞっと得意げに胸を張り彼を見上げて。一体何をすれば良い?と視線で問いかける。然し其処で己が礼をかいている事に気付くと、「そうだ!自己紹介がまだだった!僕はルシアン、ただの人間さ。ジェイド、さんは…うーん、僕の夢の住人さん?でも暖かい」元気よく名乗り、差し出された掌の上に手を重ねる。鋭く尖った爪をマジマジと見詰め、ぐるぐると答えを得ようと考えるが、触れた体温が暖かかった事から己の予想は見事に外れたようで、しょんもりと肩落とし)
(/ご丁寧に有難うございます!承知致しました、頑張ってみようと思います…!また指名変更をさせていただくこともあるかと思われますが宜しくお願いします/蹴り推奨)
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