僕はキミが好きで私はキミが好きで 〆

( わかりました！では、最初はこちらから始めさせていただきます！)


ナイスゴール！！
( 白露の頃。肌寒い風が少し吹き荒れる外でのサッカーは少々キツさがある。だが、体育自体が嫌いな訳では無く、運動は好きだ。よく教室で関わる友達と出番がなければ高校生らしく駄弁りながら応援を送る。自身の番になれば勿論全力でやる。今頃、女子達は....いや、彼女は家庭科の授業だろう。何を作ってるんだろうか、何て、もしかしたら僕の為に何か作っていたりしてはくれないか、何て淡い期待を寄せ乍も、彼女が作ってるのは彼女の好きな人への物なのだろう。嗚呼、嫉妬なんて感情が消えてしまえばいい。そうすれば素直に彼女のことを応援出来るのに、何て思いながら、心底自分て気持ち悪いなぁ..、何て思いながら苦笑いをこぼしつつ授業を熟す。)