匿名さん 2018-10-01 22:46:42 |
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…いつも通りの暗い天気ね。飽き飽きする。
(重々しく、重圧感を与えるような灰色の空。何処までも続くと錯覚するそれを、苦笑しながら窓越しに見つめていた。いつしか見た、息を飲むような白夜の晴天とは正反対で。生まれながら見てきた灰色の空に、光が差し込む日を空想しながら紅茶を口に含む。空になったカップを机の上に置き、本を開けば文字を認識していく。…筈だったのだが、何故だか目は文字に定着する事なく下へと滑っていき、思うように脳味噌が動かない。机に顔を置き、腕を伸ばして開いた本を凝視する。これが戦に出た故の疲れか、単純にこの本の内容に面白みを見出せないのかは分からない。しかし、大衆が読むような空想上の冒険譚の方がよっぽど面白いだろう。勢いよく姿勢を正し、本を閉じれば指先で机をとんとんと叩く。そうして口を開けば、自身の従者を呼びつけ。)
リアム、ちょっといい?ああ、まずは紅茶のお代わりをお願いするわ。
(/展開、場面について把握しました。逃避行についても大丈夫です!そして早速出だしのロルを書かせていただきました。勝手に時間帯などを指定してしまいましたが、もし問題がございましたらご気軽に仰ってください…!)
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