ん、来たかヴェール。礼は要らない。何故なら此処は私 " たち " の為の場所だからな ‥ 一級の宝を手の届くところに置いておきたいと願うのは海賊らしい唯のエゴだ。 嗚呼、然し如何に独善的であれ――私もお前に逢えて嬉しい。良く来てくれた。道中雨に濡れはしなかっただろうか?