おなかぺこぺこ、おきつねさま 2018-09-27 23:01:03 |
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ー重ー
>舜
爺と言えば爺だろうよ。お化け役でないのは確かだね。ホラ、昔聞いたことはなかったかい?森の中のおきつねさまのお話。俺はそのおきつねさまってやつなのさ!
(その昔、といっても彼が覚えているのは100数年前の話ではあるが、巷にはまだしっかりと自分たちの噂が残っていたような記憶がある。今はどうだろう、祖父母になら聞いた事があるかもしれないとゆらゆら尻尾を揺らしつつ相手の答えに期待して)
舜、か!俺の事も重で良いさ、他の奴らと違って敬われるのはなんだかこそばゆくて得意じゃない。おきつねさまだから祠くらいは持つさ。それでここは俺の自慢の祠!意外と住み心地は良いんだぜ?(自分の住む祠を自慢したいとばかりにその周辺を飛び回り、にこにこと上機嫌で自分のものだと主張するように真正面に立てば腰に手を当て得意げに述べ)
ー焔ー
>紫苑
あぁ、これ…泣くではない。先程の勇ましさは何処へ行ったのだ?…俺は人の子の涙には弱い。帰り道ならしっかりと教えてやるから、早く泣き止んではくれまいか?
(相手の言葉に安心したのもつかの間、相手の瞳に涙が溜まると驚いたように瞳を大きくし、子供を抱えあげる体勢へと変えればあやす様に声を掛け。長年生きてきても子供をあやす経験には富んでいない。その髪をかきあげるように撫でると、自分の祠まで戻りながら相手が泣き止むであろう言葉を思いついたものから述べてゆき)
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