〈半登録制/指名制〉えほんのおうじさま　〈NBL〉

　おうじさま


『ニンゲン!?　ニンゲンってあの大きな船に乗っている奴らの事だろ?すごい、こんなに間近で見たのは初めてだよ!　もっと近くに来て俺に色んな事を教えてよ!』

人魚のおうじさま＿マァレ
好奇心旺盛で知らない事は何でも知りたがる。勇敢な心を持ちながらもはしゃぐ姿はまるで幼子。程よく健康的な肌に海の様に透き通る瞳、サンゴのような色をした短髪の髪と適度に鍛え上げられたようにも見える身体。蒼色の鰭は大きく上半身も合わせると全長183㎝程。陸に上がる事は出来ず常に海の中で泳ぎ回っている。広い海の中では仲間や家族と過ごしている。



『んぁ、なに…こんなところに誰か来るなんて珍しい…。ま、いいや。こことっても寝心地が良いんだ…キミも一緒に寝てみる?』

眠りの森のおうじさま＿ドルミー
常に眠たげでおっとりとした口調で話す事が多く寝心地の良い場所であれば所かまわず眠ってしまう癖がある。パーソナルスペースも狭くガードも緩い為初対面だろうと構わず昼寝に誘ってしまう。168㎝と小柄で薄紫の柔らかな毛質にとろんとした紫色の垂れ眼。部屋着のようなゆるっとした着心地良さげな服装と片手にはマイ枕を上備している。森の奥にある小屋が家だが庭や森で眠ることもあるそう。



『ふふ、そんなに怖がらないで?ほら、小鳥達もキミを歓迎しているよ。どうやって来たかなんて重要じゃないよ。あ、よかったらアップルパイでも食べていく?』

白樺の森のおうじさま＿ビアンコ
穏やか且つおしとやかで品の良い佇まいだが稀に能天気な発言をする天然。彼が小唄を口にすれば森にすむ動物は彼へ駆け寄り小鳥たちは一緒に歌う声色の持ち主。黒く艶めいたショートヘアに優しい茶色の瞳、堅苦しすぎない軽装170㎝の体にまとう。森の奥で一人暮らす彼の趣味はお菓子作りでアップルパイが大の好物。



『これが気になるの?　これは空も飛べちゃう魔法の絨毯さ!騙されたと思って乗ってごらんよ、キミが味わったことの無い世界を見せて上げる』

砂漠のおうじさま＿ジェル―ノ
賢く知的で何事も自らで解決していく自立心の強さと弱音は決して吐かない心の持ち主。何をするにも自信に満ち溢れている。ベージュ色の癖のある短髪、ライトベージュの肌とルビーのような真っ赤なツリ気味の瞳。鍛えられた身体と187㎝という身長。広々とした王室に父と共に暮らすが外出が滅多に許されない為いつぞやか貰った空飛ぶ絨毯で空を飛ぶか変装して街に繰り出す冒険を毎晩繰り返している。



　
まだまだ色んなえほんが読みたいって?　まずはこっちを読んでから、また少ししたら沢山持ってくるからね