とくめい 2018-09-19 07:40:01 |
通報 |
( 己が"厄介な子供"である事は自分が一番自覚している。それにこんなものではない事だって。零された文句に特に言葉を返す事もなくさてどうしようかと思案すれば視界には移動を開始する相手の姿が。あぁ、出て行くのかとゆっくりとその後ろ姿を追うも扉が開かれる直前でまたピタリと視線が合わされば果たして紡がれた言葉は耳を疑うようなもので。ぱたんと音を立てて扉が閉まり相手の姿が部屋から消えた後数秒、今度は先程とは意味合いの異なる溜め息を短く吐き出しつつ「__飯って何だよ…。監禁じゃなくて同居人じゃねーか」ここ何年も言われてこなかった言葉が思わぬ所から与えられたむず痒さと拍子抜けした感じにぽつり、独り言のような呟きを落として )
トピック検索 |