それは…… 別に可愛くもないのに、そう言われたらからかわれているって感じるわよ (少し拗ねたように侑をチラッと見て 支払いをしようとバッグから財布を取り出そうとして 彼女が赤くなっているのに気付いて、ふと自分が手渡した本を見るとカバー絵が明らかに純愛作品とは違っていて) きゃーーーーーっ こ、これは違うの~~~! (今度こそ耳まで真っ赤になって、本を引ったくるように後ろ手に隠して)