臆病店主の喫茶店で小さな恋の始まりを。3L、途中参加歓迎

＞＞　柳サン



　やーばい、シフト間違えた。折角だし珈琲でもご馳走に…ン？、── こんちは、柳サン
（　日頃の不真面目な行いからか休日であるにも関わらず自らが通う学校へと足を運んでいた様で。午後になり面倒事から解放された嬉しさからか軽い足取りでバイト先へと向かうもはた、と立ち止まり本日は出勤日では無かったと今更ながら思い出し。どうしたものかと周辺ちらり、と見渡せば常連客である相手の姿見つけ歩み寄り軽く会釈し　）




＞＞　店長



　はは、いやいや、送り狼したい方ッス。…店長ッて彼女とかいるンすかー？、
（　クス、と笑み零してはふと頭によぎった質問投げ掛けて。「 了解ッス、風邪ひかない様に。 」と鍵受け取れば雨の中へと駆けて行く相手の背中見送りつつ少し申し訳の無い気持ちになり肩すくめ、その後預かった鍵でしっかりと戸締りをすると指示通り店の前にて待機し　）