名無しさん 2018-08-16 14:59:05 |
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!?まっ──!!
(自分でもなぜその言葉が出たのか理解出来ない。ただ、彼の世界はきっと灰色だ。色なんてない。その世界が少しでも鮮やかになればと願ってしまう。扉の向こうから男達が数名押し寄せてくると、相手はまるで風のように舞い群衆を追い越していく。咄嗟に腕を伸びしたが風が吹き荒れ目を瞑る。そして、ゆっくりと目を開けると数名が倒れて痛みに苦しむような声で唸っている。慌ててかけより「大丈夫ですか…!?」と声をかけ、傷の具合を見ると、致命傷まではいかない傷でほっとする。すぐに騒ぎを聞きつけた町の人間が集まってきて、怪我人を病院まで運んでくれたので、あとは医者に任せようと安堵していると、先程お仕掛けてきた男達のリーダー格のような1人の男が近寄ってきた。
だが、そのあまりの気配に思わず後ずさりするも、すぐに追いつかれ片方の手首を力任せに掴まれ腕を軽々と持ち上げられると小さな悲鳴が漏れる。体格からして違うその背丈では力も強く振りほどくことすらできない。男は、すごい剣幕で彼について問いただしてきた。なぜ、ここにいたのか、何か話したのか、ヤツの正体を知ったのか、等まるで何かに焦るかのような言い方で問いかけてくる。)
ぃ、いえ…何も知りませんっ…怖くて、助けを呼ぼうとしたら、皆さんが来てくれたんですっ……
(痛みに耐えながらなんとか言葉を出すが、言葉の真意を探っているのか、手首を掴む手にもさらに力が入り、ミシミシと嫌な音がすれば、さらに悲鳴が出てしまう。そして、男は鋭い目で長椅子に置かれた処置箱に視線を移しては、あれは?と低い声で問いかけてくる。)
薔薇の棘で指先をけがしたんです…それで、処置をしようと…
(反対側の指先には確かに小さな傷口がある。男はその傷とこちらの顔を睨むように交互に見れば乱暴に突き飛ばす。咄嗟に反応が遅れそのまま床に倒れては掴まれ痛む左手首を片方の手で庇うように押さえては、男の顔を見上げる。男は、何か言いたげだったが舌打ちをしただけで小走りで教会を出ていき。数分後、ようやく呼吸を整えて、その場に蹲って)
(/そうですね、どうしましょうか。この出来事から数日、という時間設定は欲しいですね。ただ、どういった場面で再び姿を現すのか、ですが……今回の兼で、吸血鬼を狙っているのは吸血鬼の力を自分たちの私益のために利用しようとする反政府組織の一段で、黒魔術や禁術に手を染めている集団でもあり、町に送り込まれたのはその組織の下っ端だった、ということがお礼にきた吸血鬼に聞かされ判明する(お礼に来た時じゃなくてもいいです)という、設定は後々でもいいので付け加えたいですね。後は、今回の教会の兼でこちらの提供キャラも下っ端のリーダー格の男は吸血鬼と接触したのでは無いかと疑われ始める、というのもありかと……。
展開としては、お礼にくるなら夜がいいかなと思います。教会でシスターが1人の時か、教会の横にあるシスターの家で寝ている時(こちらは夜更けですね)でもいいのかな、とは思いますが…そこはおまかせします!昼でも夜でも、合わせますよ!)
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