名無しさん 2018-08-16 14:59:05 |
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(/では、こちらから。時は夕刻。教会へと戻った提供キャラが物音に気づき、追手をまくために教会へ逃げ込んだ吸血鬼と出会う、というところからにしようと思います。拙いとは思いますが、よろしくお願いします。)
ありがとうございます。
(小さな町で、毎日教会の庭先で採れる美しい赤と黒のバラは町の人々にとても人気で、町でひらかれる祭り事などには教会のバラが装飾されるほどだ。手提げの篭にはまだ数十本バラが残っているが、今日はそれなりに数が売れたのであとは、教会のマリア様へと捧げようと、夕飯の買い出しをしてから、町の少し外れにある小さな町のシンボルでもある教会へと帰路につく。もうじき、夕刻を告げる教会の鐘が鳴る。その前に教会に戻って残りの仕事を片付けてしまおうと考えていると、ビュウと冷たい風が吹くと真っ黒なカラスがギャァと鳴きながら飛び立つ。どこか恐ろしいほどの夕焼けに真っ黒なカラスはとても残酷に映る。その光景が、とても胸騒ぎがして帰路を歩く足が早くなる。教会の門のところまで来ると、バダバタと真っ黒なローブを被った数人の男が走ってくる。横切る寸前「どこに行った!?」「もっとくまなく探せ!」などと、何やら急いでいる様子だが、それ以上にどこか危ないと自身の警鐘が告げる。すぐに門を通り抜け教会の木製の扉を押し開けて中へと入ると同時にゴォーン、ゴォーンと重い鐘の音が響き、思わず驚く。そして、何やら物音に気づいて肩が震える。)
誰か……いるの?
(いつもより暗く感じる教会内に、とても重たい空気を感じ、鼓動が早くなる。恐る恐る上記を言いながら、物音が聞こえたマリア像の方へとゆっくりと近づいていき)
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