黒門の中で会いましょう【 ✿指名制✿学園✿初心者歓迎✿ 】

＞綾瀬

…ま、今日はそれでいーや。
（　本当はちゃんと願い事を口に出すまで退いてやらないとまで思っていたけれど、好みの表情で支配欲を満たしてくれるのだから今日は勘弁してやる。今度は退きなんてしないつもりだけれど。片手を差し出された掌に重ね、おまけに指を絡ませた。これもさっきと同じようにちょっとしたいたずらのつもりで、ちらと横目で相手を見れば口角を歪ませ「帰ろ」ともう一度言葉を。　）



＞蛇川

キョーミない。
雑誌とか参考にしても意味ないし。
（　自己流を貫き通したがる自分からしちゃそういったものはカンニングにあたっていけない。服屋のマネキンだってそう。絶対見ないとは言わないけれど、何だかこれがお手本だと言われたような気がして腹が立つのだ。横暴な理論だなんてこと分かっているけれど。　）
…アンタの口は飾りじゃないでしょ。何か話のひとつでもすれば？
（　と、またこちらも横暴な理論。この単純バカなら真っ先にお話ししましょうと提案しそうなものだったけど現実は違うらしい。それが不満でだいぶキツイ言葉を投げかけながらも「俺はお客さんなわけだし」と追い討ちを。　）



＞桜庭

あ？
（　誰のせいだと思ってんだコイツ。テメェと関わるせいでこちとら視線に疲れてんだわうっぜえな。とまで言えたら良かったのだけど、綿を敷き詰められたようなボヤッとした顔を見ればそんなことも言う気は失せた。どうせ言っても無駄だと分かるからだ。「…どうもしてねえわ。コートまで出しゃばってくんな」吐き捨てた言葉と共に乱雑なシュートを放ち、それもまたリングの上でぐるぐると回ったのち落ちてくる。盛大な舌打ちの先は自分でもどこか分からなかった。　）