匿名さん 2018-08-03 00:08:59 |
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『…ふ〜ん』
( 女の顔から笑顔が消える。先程までの愛想の良さは何処へと、敵視するような様子を伺うような瞳で二人を見据え。ただの優男だと油断していたのか、暫し沈黙を挟めば再び笑顔を取り戻し。此方は貴方達がどうなろうと知った事ではない、そう言いたげに森の方へと視線を向け。足元を見るような下衆な笑みに露骨に嫌な顔をすれば、足は自然に森の方へと動き。…流石に相手の意図も確認せず勝手に今更行動する気はない。女から情報を得て怪物を倒し、アリスとやらを探す方が近道ではあるだろう。冷静に考えればそれが一番いいのだ。だが、敢えて従わず別の道を探しても自分に異議はない。偶然が引き合わせてくれるかもしれないし、試して見るのも良いだろう。そもそも、アリスと思わしき人物を教えてくれると言っているもののその場所まで教えてくれるとは限らないのだ。顔を上げ、二人のやり取りと判断をただその場で待ち。女が口を開く。鳥が飛ぶ。 )
『あの怪物の優先順位は精神よりも肉体、炎を自由自在に操れるわけではない。障害物を認識でき、此方の攻撃を理解できるほどの知能がある…これぐらいですね。待ち合わせはここでいいです。』
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