匿名さん 2018-08-03 00:08:59 |
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『いやそのね、肝心のアリスが居ないんです。正確に言えば役割を放棄している、という事でしょうか。例えるなら鍵はあるけどそもそも扉がないって感じですね!』
( なるほどなるほど、つまり脱出不可能というわけか!…自然にそういう思考へ移動した自分へ嫌悪を覚えつつも、女へ疑いを抱き。「なら何故僕たちはここに入ることができたんだ?」言葉と共に放たれた疑問を『私はここで作られた存在なのでよく分かりませ〜ん!』と茶化すように一刀両断。胡散臭さに磨きがかかる彼女へ冷たい視線を浴びせれば溜息を吐く。何かをこの女は隠している、根拠も証拠もないが直感がそう告げており。銃器を持った相手を無謀に睨みつける少年と負けじと睨み返す大人気ない女性の視線と視線の熱い戦いが繰り広げられれば、後ろを向いて女性から視線を外す。そして小声で相談するように「おい、あの女を今すぐ取り抑えて無理矢理情報を引き出す事はできるか。」とかなりの無理難題を容赦なく吹っかける。現実的でないしいつでも銃弾を放てるだろう事は理解しているので、それを実行させる気はないが気分を晴らすために冗談で持ちかけ。それを示すように首を小さく振り、そしてまた振り返る。このまま話していても仕方がない、さっさと何かあるなら勿体ぶらず話して欲しいのだが。悪態を感じ取ったのか笑顔を消し、不機嫌そうな顔を浮かべればまたすぐに笑顔になる。うーん、と悩むような素振りの後音と共に手を合わせ。 )
『アリスと思わしき候補なら知ってますよ。この人でほぼ確定!かも!って人。ま〜その情報を渡すかどうかは私次第なんですけど。…で!ここは取引といきません?』
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