【SFクライムアクション】コズミック・ローグス

>ハリエット、ブルー

ハルに同感ね。リスクや厄介事は大好きだけれど、生憎命知らずってわけじゃないの。ビジネスに切り札は必須だけれど、秘密は無しにしていただきたいわ？
（ハリエットの質問に便乗する形で、彼が沈黙し次の問いを考えている間に開口する。ブルーたちが、そんな大層な古代兵器を手に入れてどうするつもりだとか、そんな野暮な所まで首を突っ込む気はない。自分とラビの仕事は、あくまで兵器を強奪する所まで。だが、兵器を手にすることによって莫大な損害――例えば、兵器を持ち運ぼうとした者が全員死んでしまうだとか――を被ることをきらって、敢えて部外者であるハリエットや自分たちを雇ったのではないか、と勘繰ったゆえの質問をぶつける。だがあくまで声音は柔らかく、顔には余裕のある穏やかな微笑みを浮かべつつ）

こんな立派な戦艦をお持ちなんだもの、鳴り物入りで派手にやるのはどうかしら。艦載砲でモノリスを爆撃、でもそれはただのパフォーマンス。派手な陽動の裏で、本命の実働部隊が本物の古代兵器があるであろう地下への一点突破。狭い場所での乱闘は得意分野よ。突破力にも自信があるわ。……ま、この素敵な船も無傷では済まないでしょうけど
（提案したのは、脳筋のレジーナならではの穏やかではない血の気増しましの作戦で。あくまで一つの提案に過ぎず、この案を押し通す気はないが、自分にとってやりやすい作戦であることは事実。だが、陽動にレッドブローを使うということは、相手の攻撃目標がレッドブローに一点集中するということ。この船にどれほどの耐久力があるか分からないからこその大胆な提案をした後、レジーナは他の意見を待つために口を閉じて）


>ALL

――――遅いわね……。マティーニ1杯に何分かけてるんだか、あのお馬鹿さんたら
（男たちの汗と活気で賑わう酒場に、その雰囲気にそぐわない女が一人、嘆息しながら頬杖をついていた。相棒であるラビにバーカウンターまでお使いに行かせたのだが、10分以上待っても帰ってこない。大方地球人を見つけてテンションが上がってしまい、話し込んでしまっているクチだろう。苛立ちこそしないものの、手持ち無沙汰にテーブルを指先でコンコンと叩きつつ足を組み直して）

（/皆様に倣ってALL文を投下させて頂きます、余裕がございましたら絡んで下されば幸いです……！）