(  テイカカズラ  ／  〆  )

… 巽クンには敵わないナァ。＿＿ 家に帰ってからつけようか。(　得意げに笑いレジへと向かう彼の背を見詰め、片眉上げ諦めたように笑うとぽつり呟いて。後を追い各々会計を済ませると指輪の入った袋を高めに持ち上げ首緩り捻りつつ問い掛けてみて　) … 巽クン、キス超キモチイイし超カッコイイし、もー俺チャン、オンナノコになるかと思ッタ。(　荒くなった呼吸や速まる鼓動を落ち着かせようと、此方も背に手を回すと優しく抱き返し、全体重を相手に預けては首元にすり寄り目を瞑って。言動を振り返り、可愛いなんて言葉も掛けられてしまえば気恥ずかしさ隠すように普段と変わらぬおちゃらけた様子で冗談を飛ばして　) オイシイ。… でもチョットしょっぱい。(　舌を這わせ歯を立て吸い付きを繰り返した後僅かに唇を離すと舌なめずりをして感想を。此のしょっぱさは汗であろうか。此のクソ暑い中汗を掻かないわけがない為そうだと自身の中で納得すれば、味わうように項に舌を這わせて　) デモ、お互い腰砕けてたらなぁんも出来ないネ。(　肯定する彼にくすくす笑いつつ、ふとした疑問に首を傾げて　)


俺チャン的にはぜーんぜん其れでもイイんだケドォ、… デモ守られてみたい気持ちも有り有りダナァ。(　相手の頬摘み、 視線上に首緩り　)

怒ってない。ただ、俺以外に巽クンのイイトコ知ってんの悔しいなぁって思ッテ。(　眉顰め何とも言えない表情で呟き　) … 嫉妬しちゃう？俺が他の人にカッコイイとかエロイって思われてたら。(　ワントーン下がった声色にぞくり背筋震わせると、にやついた笑みで相手の頬を撫で悪戯っぽく問い掛けて　) エ～、ナニされちゃうんだろう～。俺チャンこわぁい。(　眉尻を下げ手を緩く顎の下で組むと一歩後退するか弱い女子のような演技をするも、瞳は期待に潤み僅かに揺れて　)