( 頭の中で唱えた願い事は一度だけ、とびきり丁寧に。熱の籠もった両手をそろりと離しふと空を見上げれば、きらり、と星が流れ去った気がして。きっと叶うはず、と確信に似た期待を胸に、揺れる二つの短冊静かに眺め )…よし、そろそろ行こうか。何か食べたい物は?( 相手の様子確認しつつゆったりと上記口にしては、屋台へ続く道ちらと見やり )