後にも先にも、 （ 〆 ）

…大好き、ってもう一回言って(相手の言葉に頬を緩めつつ徐に顔を上げると、相手を見詰めて強請り)ふは、そういう感じで泣いてくれるわけ？嬉し泣きなら全然良いけど(小さく吹き出しクスクス笑いながら相手の顔を覗き込み)
そりゃそうだろ。楓クンは誰よりもたくさん俺の可愛いとこ知ってますよ(クスクス笑いながら鼻先触れ合わせ)
…ん、俺のせいだな(微笑んで頷くと相手の表情に見入り惹かれるまま唇を重ね)そう。楓は俺の、って印(相手の浮かべる笑みにゾクッと背筋を這うような微かな興奮を感じつつ、頷いて答えると残した痕へ舌先を這わせ)

今更だろ。俺はずっと前からお前の虜だったけど？(笑いながら告げると額に口付けを落とし)

…ん、してるよ。お前が近くに居るだけでいつもより速くなる、(苦笑を浮かべつつ頷くと相手の手に手を重ねて軽く胸元へ押し付けるようにし)
それはこっちの台詞だ。俺はそんなに面白くもねぇし、お前の事満足させられてんのか時々不安になる(ふ、と笑みを漏らすと相手の首元に頬を寄せてぎゅう、と抱き締め)

ん、…ふは、死なれちゃ困るし少し控えましょうか？(耳元へ擽ったい感触があると笑みを零しながら冗談めかした口調で問い)
…っ、ふ、(舌先を甘噛みされると微かに背筋へ震えが走り、吐息を漏らしては角度を変えて舌先を絡め)

あー…悪い、昨日は俺が寝落ちした。せっかく可愛い事言ってくれてたのにな(残念そうに眉下げて微笑み)
今日もそっちは雨なのか？俺のとこは風が強いけど、まぁ1日の大半は屋内に居るし問題無さそうだ。俺は今日ゆっくりできそうだし、楓が来んの待ってるな。