(相手の頬が赤くなるのを目敏く見付け愛おしく思う気持ちが込み上げるのを感じつつ、他愛無い言葉を交わしてスーパーへと向かい。漸く辿り着けば広い店内を迷い無くワインの売り場へと進み、未だ片手は握ったまま真剣な面持ちで物色し。やがて白ワインの瓶を手に取ると「これが良い」と相手に見せ)