吉良 楓 2018-06-26 15:57:08 |
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( 未だ何処か夢心地でありながら、ぼんやりと目の前の相手を見詰め。視界に入るは端正な顔立ちと、滑らかな肌へ自分が付けたのであろう、首筋、鎖骨の辺りの数箇所の紅い痕。無我夢中だったとはいえ、我ながら自制が効かないにも程があると薄ら苦笑してしまいつつも、それと同時に、独占欲が満たされるような何とも言えないような気持ちになり。片手をゆっくりと相手の背に回し、もう片方の腕でベッドに肘を着き、僅かに上体を起こすような体勢になると、徐に相手の閉じられた瞼に触れるだけの口付けを落とし )
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