後にも先にも、 （ 〆 ）

んー、……入っとく、（ 頬を撫でられる感覚に心地良さげに目を細めているも、相手の言葉を聞けばこく、と小さく頷いて。額に口付けを受けては嬉しげに頬を緩ませ、大人しく立ち上がると相手の手を引いてベッドへ足を向け ）ん、待っててね（ こくこくと小さく頷いて ）ん、……ふ、幸せ、って思ってくれてんなら良かった。そりゃ受け止めるっしょ、…誰よりも大切だし（ 相手の言葉がじわじわと胸を満たしていくのを感じ幸福感に溢れ、ふにゃりと頬を緩ませていたところに唇が重なれば心底安心したようにぽつりと言葉を返して、「 …これからも、離さない、っ思ってもらえるくらい、もーっと良い男になってやっから、 」と何処か得意げに付け足し ）ええ？そんなんお互い様じゃん？…透哉だって、色んなこと受け止めてくれたし。…そーれーに、…俺は好きで透哉の傍に居んだから、ね？（ 相手につられてくす、と笑みを零しつつも色々なことを思い返しながら、告げられる言葉に嬉しげに目を細め言い聞かせるようにゆっくりと言葉を返して ）…楓くんも楽しみ。…だし、透哉が幸せだと俺もすげぇ幸せ、（ 幸せ、という相手の言葉に胸が甘く締め付けられるのを感じつつ、ぽつりと呟くとゆっくりと唇を重ね ）