パン屋の青年 2018-06-17 17:21:45 |
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それはわかるけど…うぅ…さ、先に行ってるね。二度寝とかしちゃダメだよ
(時期的に寝苦しい夜が続いているため、彼の言い分もわからないではなかったが一つ屋根の下に年頃の男女が二人きりで住んでいるのだから多少は配慮してくれても…という風にも思うのだが彼自身に悪気は全くないこともわかっているためそれ以上の追及は諦め、毎朝のことにもキチンと感謝の気持ちを伝えてくれる彼へとコクリと一つ大きく頷いて見せてから、出来るだけその姿を視界に入れないように俯きながら部屋から足早に出ていって。「待ってたよ、レクト。それじゃあ始めよう」しばらくして身支度を済ませて仕込み場までやってきた彼の姿は先程までとは打って変わってバッチリ決まっていて、そんな彼の姿に自身の気持ちも引き締まれば仕込みの作業を早速やっていこうと意気込んで)
(/いえいえ、お気になさらず。そちらのペースでお返事ください)
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