……わたしも あなたと、こんなことしたい、って ずっと思っていた (お互いの鼻先が触れ合う近さで 柚子の瞳の奥の気持ちを覗きこむようにじっと見つめながら、消え入りそうなか細い声で囁いて) でも、ホントに大切なひとと こんなこと、簡単にできない! (ぷい、と後ろを向いて ずっと溜め込んでいた思いの丈を吐き出して)