…… (少しの間、目を閉じて記憶の整理をして 再び目を開くと柚子に目をやって) ごめんなさいね、わたしのせいで…… デートが台無しになってしまって ……わたし、あなたに伝えたいことがあったのに…… (両手のひらで顔を覆うと、小さな声で嗚咽を漏らして)