ロル好きな人 2018-06-13 17:06:56 |
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(ぱちり、世界に響き渡るのは己が瞬きをした刹那の睫毛が掠れる音。余りにも狭い世界の中で目の前の男を壱に茫と凝視する、扨は彼は人間じゃ無いのか。余りにも理解し難い思考回路を向けられて、現実逃避にも斯く想像すると眉に垣根を寄せるのが自分乍らに分かった。
__事の発端は少し前。幼い頃からの友人であった男を喪った私に優しく声を掛けたのが切っ掛けだった。何も知らないで在ろう彼の優しさにじわりじわりと絆されていく、戯けにも私は直ぐに彼へ恋心其れ近しい感情を抱いたである。得体の知れない男を、と恐るる声も友人から上がったのも当然。然しそれ以上に喪った穴を埋める誰かを欲していたのだ。
故に、今この瞬間彼が人為らざる何かに見えた。喉はからからに乾き、言葉を発そうとせん唇は開いた侭、曖昧な呼吸音のみを漏らす。私の視線をどう受け取ったか、彼はそれはそれは嬉しそうに頬を染めはにかんで見せた。何故、何故笑えるのかと問い詰めたい。貴方が友人を殺したのかと、先程彼が述べた言葉の本心を。違うと言って欲しい念望僅か、憂慮に近しい畏怖頗る程。未だ何も言わぬ彼から逃れ様と本当的に後退った片足は上手く動かず、自身を地に放り投げる形となった。両手を突いて、立ち上がろうと視点を定かに彼へ向けた瞬間、一歩、また一歩と彼が近付く。斯様にして、掠れさった声色だ問い掛けたのだ、)
__なんで、
(/投稿失礼します!素敵なトピに以前より書き込みたいと思いつつ気付けば月日は過ぎ…こうして漸く書き込めて嬉しい限りです!稚拙な文章では御座いますが、ご指摘等御座いましたら仰って下さると有り難いです。出来ればもう少し長い文も書ける様になりたいです( 願望 )、また機会がありましたらお邪魔致します!スペース拝借致しました!)
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