匿名さん 2018-06-10 21:12:24 |
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爆豪
……あ゛?
( いやそれにしても野郎共がウザすぎてダリィ。しかしHRはもう数分で始まる。数分の我慢、数分、数分と比較的怒りをセーブしながら時計に穴が開くほど見つめていたら耳に届いたのは奴の声。しかも、自分だけでなくしっかり自分の周りにいた野郎共の視線を引き付けながら、奴は此方に絆創膏を差し出してきた。しかもしかも何だか歯が浮きそうな女々しい一言を付けて。いや、いやいや多少の気まずさとかねーのかよコイツ。普通ならこんなすぐ話しかけてくるわけねーだろ。ヤベエ意味わかんな過ぎて目眩がする。呆気に取られて気が付いたら普段よりも何千倍ぐらい低いトーンの声が出た。そして次いで先程の比にならないレベルで周囲の野郎が騒ぎ始める。爆豪お前マジでさっき何やってたんだよとか流石に女子相手には手ェ挙げてねぇよなとか兎に角、下らねぇ早とちりをした野郎共による勘違いだらけの質問とか断言の波が押し寄せてくる。何だこの空間。ぼんやりとした頭で思考しながら、氷点下レベルで冷たい視線を彼女に送り付け。 )
耳郎
……、ん。
( 突然額を小突かれて多少なりとも驚く。もっとも上鳴の言葉の方が驚くものがあったけど。無自覚なのか分からないけど、彼は自分も他人も傷付けないようにして気を遣ってる。自分も上鳴ぐらい起点が利いて色々上手くやれる器用な人間になりたかった。自分の記憶が正しければ基本的にいつもそう。例え誰が相手でも。どうしようもなく優しくて、お人好し。じんわりと暖かいものが胸の内に膨らんだ。手で小突かれた額を擦りながら、見詰めてくる彼に薄らと微笑みながら頷いてみせて。 )
(/突然ですが背後です。最近大きな地震が起こりましたが背後様は大丈夫でしたか…?梅雨の時期で大雨が降っている地域もありますから色々と大変ですよね… )
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