匿名さん 2018-06-10 21:12:24 |
通報 |
成合
え、ほんと?
( 今でも良い。そう聞き、思わず足が止まる。察しがいい彼のことだから、ここで言う行っても良い店のことってあのカフェを指しているのではなかろうか。嘘でしょ、えっホント?だとしたらすごくない?あの爆豪だよ?個人的にカフェと1番結び付け辛いとまで思っていたのに、案外あっさりと了承されてしまったものでひどく驚く。「…結構、甘いものとかいっぱいあるよ?その他って言ったら軽食しかないし…。サンドイッチとか食べれる?いやそれは食べれるだろうけど、」わたわた1人で自問自答を繰り返してしまうのも、きっと驚きからなるものだ。だってそれくらい新鮮でびっくり。…何だろう、優しくしてくれてるんだろうか。だとしたらちょっときゅんときちゃうんじゃないですか、こういうのって。緩みかける頬を一生懸命抑えるものだから、下手な笑顔を見せているようで心苦しい。でもどうしよう、ここまで判断権を彼に委ねていると断られてしまうかもしれない。それは嫌だ。放課後どこかに寄るって、結構な憧れシチュエーションだから。「…あの、…でも、行きたいです」繋がった手をキュッと握ってみる。彼の赤い瞳ってやっぱり綺麗だ。 )
上鳴
( はっず!!はっっず!!!何やってんだ俺、マジで何やってんだ俺!!!雑貨屋で買った指輪をプレゼントしただけで何やってんだマジ!!消えてー!!いやそれはちょっとやだからこの記憶だけ抹消してー!!棒立ちのままなのに脳内はお祭り騒ぎで神輿まで上げ始め、穴があったら入りたいって本当にこういうことを言うんだと思った。埋まりてえ。埋めてほしい。いや澄ました顔で左手の薬指にパーンとはめて冗談みたいに笑ってればむしろスマートになったんだろうけど、羞恥に負けて右手にはめたどころかバカみたいに照れてるんだから最悪だ。これならまだ照れながら左手にはめた方がマシまである。何最悪な状況作り出してんだ俺…。もうちっと頑張れよ…。 )んな恥ずいこと何回もできるわけねーだろ…。( 耐えきれず、両手で顔を覆いながらその場にしゃがみ込んだ。周りから見たらしゃがむ男子高校生とその目の前に立つ女子高生ってだいぶ異質なんだろうけど本当に許してほしい。今俺死ぬか無理やり忘れるかの二択を迫られてんだ。女の子に贈り物をする機会って何度かあるけれど、指輪を贈ったのはこれが本当に初めてだった。軽い付き合いのダチ程度ならそんなものあげるって重いし、結局チキってるだけなんだけど。暫くあーだのうーだの小さく呻き声を上げ、顔を覆う指の隙間から耳郎を見上げる。「……あの、…なるべく、忘れて。」俺に残された手段はあとひとつ、頼み込むことだった。 )
(/ いつも通りのペースとはみたいな間隔のお返事になってしまう申し訳ありません!!1月をナメておりました…。いつの間にやら月末で本当に不甲斐ないです…。それにも関わらずきちんとお返事をくださってありがとうございます!耳郎ちゃん可愛い!
いつの間にやら半年が経ち、この調子なら一年もあっという間だろうなあと感じております。実はこちらも1対1でここまで続いた経験がゼロで、季節のご挨拶をしたのも初めてです…!
毎度言っているような気がするのですが、これからも是非よろしくお願い致します!)
トピック検索 |