はぁ、やはり悪趣味…ああいえ、かしこまりました。ご随意に。 (そもそも館に死んだ人間を飾っている事自体が道徳的に大問題なのだが、体良く人形を処分する事に失敗した事を悟ればあっさり引き下がって。「無くなった運命に意味などありませんよ、それより今後のお話をしましょう。シオン様の魂、今の欠けている状態に何か支障はあるのですか?」すっかりいつもの調子で主の言葉を流すと、話題を切り替えソファへ座り直して。)