この子…アザレアは主と思った人しか従わないのよ。逆に主ではないと思ったやつが呪文を唱えると問題無用で火だるまにするわ。 (くすくすと炎を纏った猫を撫でて恐ろしいことを話しシオンはこの子はちょっと気まぐれすぎて捨てられたのを私がひろったのよと話すが拾うという言葉に微かな怒りの声を惑わせ不気味に笑う。アザレアはそんなシオンの頬を舐めまたゴロゴロと喉を鳴らす)