《おはようからおやすみまで》五月十日 初めて三郎に、「おはよう」って言えた。忍務の出掛けに起きてるかそわそわしながら送って、返ってきた返事に少しホッとした。三郎のやつ、まだ寝てたみたいだ。ゆっくり寝ておくれ、俺の愛しの恋仲さんっ。 そして夜は「おやすみ」を言えた。これからはいい夢が見られるので寝る時間も楽しみだ。