匿名さん 2018-05-08 21:00:30 |
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>奏音、燈、シル、食堂組
灰谷「……ええ、いいですよ。代わりと言ってはなんですが…。自分のこと、大事にしてあげて下さいね。何があってもあなたはあなたで、自身が思うよりずっといい人だと思いますから…。約束ですよ。」
「…ああ、ありがとうございます…。ん、おいしい…。…私少々料理の方に行ってきますね。」
(言った事を取り消すつもりは全くないが、いざ了承するとても照れくさいのだった。安請け合いにならないよう、しっかり頑張らなくては。シルによって落ち着きを取り戻し、嬉しそうにしている奏音にこちらも紅潮が収まらぬまま、視線は彼女に向かわせて、ゆっくりと願いを伝える。自分の大切な妹…だから、やっぱり自分自身のことを大切にして欲しいと思うのだ。それでいつか少しづつでも、自信が持てるようになってくてたらいいと、そう内心でも願い。もらった唐揚げを受け取って食べる。柔らかすぎず、かといって硬すぎずの、とてもバランスのいい食感でおいしい。それからは奏音に一言断ってから席を立つと、料理皿のある方へ歩いていき)
>燈
「…おや。どうかしましたか?あの椅子、少々高くて座り降りするのが一苦労でしょうし、待っていてくださってもよかったんですよ。」
「そうだ。一通り取ってくるせっかくですし、燈さんに選んでもらいましょうか。ちょっと失礼しますね…。」
(料理のある方まで来るとどれがいいかと眺め始め。唐揚げやサラダは確定として、あと一種類くらいあるといいだろうか。そんなことを考えていた時、自分についてきていた燈の小さな手で服の裾を掴まれた事に気がついた。それからは彼女を見下ろしてどうかしたのか問いかけて。別にどこかへ行くつもりはなかったし、ここには彼女によくしてくれる人しかいないから、心細くなることもないはずなのだが…。ともかく、こうして自分のそばにいてくれて、期待してくれていると思うと、つい表情が綻んで微笑んでしまうのだった。そして、そんな彼女が自分からは見えない高さにある料理が好きに選びやすいようにと、ゆっくりと優しく抱きあげようとして)
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