>鳴(めい)、メイ …、 (夜空の下で微笑んでいるその顔が淡い肌色に映えて幻想的に見え、ハンカチを持った両手で相手の片手を握り締めながら暫しその美貌にほぅ、と見とれていたものの空腹を悟られて顔に熱が篭り。袂には山で採ったクコの実しか入っていないからか屋内に入るかとの声には恥ずかしく下を向いて頷くと小さく歩きだし)