匿名さん 2018-05-08 21:00:30 |
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>燈、メイ
灰谷「…」
「燈さん。今から『頷く』か『首を横に振る』の2つで答えられる事を聞くようにしますね。」
(ハンカチを額から外し万年筆でまた何か書いて伝えてくる様子に『しまった』と思った。相手は怪我をしているのだから、質問はなるべく手を使わずに頷いたり首を横に振るだけで答えられるものに限定しなくては。相手からの答えに更に答える前にその旨を伝えて)
「さて、そうですか…。燈さんの家はなかなか厳しい…のですね。そうだ、私今パンドレムさんという人のお世話になっているのですが、もう夜も更けてきていることですし、泊めてもらえるようお願いしてみましょうか?」
「ああ、すみません。大丈夫ですよ。私の心強い味方の、メイさんに怪我を治してもらおうと頼んだだけなので…。あ…。凄く綺麗な魔法ですね…、ありがとうございますメイさん、本当に助かりました…。」
(彼女の答えについて話を移す。獅子は我が子を千尋の谷に落とす…とはいうが、まさか人間でも、しかもこんな小さな子相手にそれが有り得るのか、と唖然とするのだった。それ以上に何か考えそうになるが、まずは目の前の相手に集中することにし、まずパンドラの屋敷に泊めさせてもらえるようお願いすると提案してみて。いきなり何も無いところに話しかけたから不安そうに服の端を掴んでくる相手にはくすりとしながら、説明し、握るなら自分の手の方がいいだろうと空いていた手を差し出し。そして、治療をしてくれて、目の前で漂っているメイに感謝を伝えると、軽くお辞儀して。自分が出来ることには限界があったから、メイがいてくれて本当に助かった。)
(/ではあと1回も治療のために残しておかないとですね、基本逃げ姿勢でいるつもなので…。ああ、そんな…。どうか怒らないであげて下さい…)
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