あおはる　／　3L　　

販売機少女（ 宇月さん ）

やあやあやあ！何か嬉しいこと―――いや、不可思議なことがあったのかね？
（　休憩中には教室は少し広く感じるほど人は居らずふはり、と掠れた笑い声をその場限りで笑い捨て。漸く自由だ何て馬鹿げた頭の持ち主な故、端の視線すら気付かずに勢い良く席をたつと偶々見えた窓越しに映る販売機の列。鞄を覗くといつも買っていた飲み物が珍しく忘れていたのか、暫く探すように漁りつつ諦めたように小さな財布をスカートのポケットの中に入れ販売機に向けて歩き始めて。通りすがる生徒の中に先ほどの彼女、少し笑みを浮かべる姿は見逃す筈もなくすれ違って数秒後に後ろから両手で両肩を持ち。意味の分からない最初の言葉と同時に両手を広げながら、聞かせろとばかりに少しだけ首を傾げながら瞳を爛々とさせ。　）

（　枠が空いていそうかなと勝手な思い込みですが声をかけさせて頂きました‥！もし宜しければお相手の方宜しくお願いします。ですが手一杯であれば遠慮なく蹴って頂けたらと思いますので！あとあだ名が嫌だ気にくわないなど有ればいってください！　）



紳士君（ 霧島君 ）

紳士だねぇ優しいねぇ‥！！
（　優しく指導し始めた人物、その彼こそ周りからも評判は良さげで女子の声を耳に傾けて。格好いい等の言葉しか情報が入らないばかり、鞄に教科書を適当に入れて残りを気にせずに片手に持ち相手の後を追い。彼の行動には関心、そればかりか珍しい性格に興味は湧く一方で廊下で彷徨く相手をいいことに相手の背後へと気づかれないように移動すると少し距離の開いた所で大声で褒め言葉をお見舞いし。先程輝かせていた瞳の理由に疑問をもつと一直線、「　そういえば先程君の表情凄く良かったけど何かいいことでもあったのかい？　」窓越しに映っていたからと付け加えては、彼女だろうか何かの出来事だろうか何て妄想をし始めた表情は実に口許を緩ませていて。　）

（　枠が空いていそうかなと勝手な思い込みですが声をかけさせて頂きました。宜しければお相手の方宜しくお願いします、手一杯であれば遠慮なく蹴って頂けたらと思いますので！あとあだ名が嫌だ気にくわないなど有れば言ってください‥！　）




All


実に素晴らしい‥！美化委員でも入れば‥だが美化委員が決定というわけでもなさそうだね。
（　花のある花壇、そこに注目するのは数分前。下校中から数時間過ぎた学校は生徒どころか教師の姿もあまり見えない、何人かの話し声は聞こえているが向かう方向は寮。女子同士の話は女子同士で。興味なんて湧かないのは何時からだろうか、なんてらしくもない思考を捨てるように歩き続けていると遠くには様々な花。遠回りしたという理由もあるがこの道は頻繁には来ない、どちらかと云えば本や走り回っていることが多いので花壇に注目することはない。今更知った事実に頭を抱えつつ、細めた瞳の矢先は代わり映えのない花に目を輝かせていき。腕を組むとふむ、と一言足すように呟くと近くの椅子に座り足を組みながら何やらひとつの本を鞄から取り出して。　）

（　初めまして三年Ｂ組矢吹紫杏です！予想以上に浮きまくった変人ですが、出来るだけ話は伝わる子にはしたいので仲良くして頂けると嬉しいです‥！上記の二名様は恐らく、という恐る恐る声をかけさせて頂きましたがもし空いてる話してやるというお方は絡んでやって下さい！絡めない方は次回につきお話出来ればなぁと思っています。背後共々以後宜しくお願いします！　）