情報屋 2018-05-03 21:48:36 |
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>ハーティア
…キッシュとコーヒーですね、かしこまりました
(あれだけ迷っていたのに声をかけた途端自分の下をくぐり抜け喫茶店へと入っていった彼女にやれやれとため息をつき、注文を受ければ『従業員』として返事をする。ドリッパーをセットし、珈琲豆にゆっくりとお湯を注ぎながら店内にいる彼女を目で追っていて)
好きな席に座るといい。あと、君がキッシュを食べたいと分かったのは表情のせいじゃない。店の前にいる時点で分かっていた。店の前にいた人影は店の外に立っていたが店の前にあるメニュー表を見ていたわけじゃなかった、つまりメニューを知っている常連の人間だ。よくこの店に出入りしている人間の中で自分のお気に入りを食べているのを見られて困る人物といえば…君くらいしかいない
(スティーブは普段の無愛想な態度からは考えられない速度で流暢に自分の推理を披露する。どうして分かったのか、と問われれば答えたくて仕方がなくなる性格だ。結果彼女を置き去りにしてスティーブは自分のロジックを説明しきっていた。そうやって推理を披露している間にトレーに入れたての珈琲と皿に盛り付けたキッシュを乗せるとそれを手に側へと近づき、彼女が席につくのを待って)
>キング
当然自分のためにやっている。僕はヒーローじゃない、ただ面白いと思った謎を解き明かしているだけだ。パズルゲームみたいに。犯罪相談役は断る。最高の謎を解く機会を失うし、何より僕が謎を作ると僕にしか解けなくなる。噂の相談役にはもっともっと僕に楽しい謎を提供してもらわないと
(自分のためか、という質問にスティーブは迷いなく肯定した。彼は誰かのために謎解きをしているわけではない、ただ刺激を求めているだけだ。探偵業をしているのも単にその方が謎が舞い込んでくる確率が高いからというそれだけで、この街の平和のために、なんて思いはかけらもない。スティーブはある意味でとても子供だった。そしてそんな彼を今のところ一番満足させているのが噂の犯罪相談役…スティーブが唯一自分と同等の頭脳を持つだろうと考えている人物だ。そんな人間がまさか目の前の男だとは思いもせず、悪戯な笑みを浮かべて目を輝かせながら次の謎を待ち望んでおり)
>リーファ
本当ならお断りしたいところだが今僕はつまらない店員なんだからつまらない世間話にも付き合ってやろう。それで?どんな話をすればいいんだ?
(相変わらずツンツンとした態度は変えず、それでも一応店員として接する気はあるらしい。だが自分以外の人間が普段どんなことを何気なく会話しているのか…スティーブにはまるで検討がつがず、話題を振れと彼女に会話の主導権を渡して)
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