【Fate】聖杯戦争【完全オリジナル】

>>ハンス・ウルリッヒ・ルーデル

「（ああ、自分がやってやるんだ。大丈夫、僕ならできる、と自分自身に言い聞かせる。聖杯戦争が始まり、真っ先にすること、それはサーヴァントの召喚だった。豪邸とはいかなくても魔術師としての工房はおおよそ築くことができた、と辺りを見回し頷く。街からは少し離れたこの土地を拠点に選んだのはこれから自身が召喚するバーサーカーのサーヴァントとしての特徴を鑑みた結果だった。魔方陣の上に譲り受けた戦闘機の破片を触媒として置く。曽祖父が第二次世界大戦終了時にこっそり持ち帰ったもの、らしい。バーサーカーを召喚する以上、他のマスターよりも自身に危険が伴うだろう。ふぅ、と深呼吸をし、魔方陣へと魔力を注ぎ込んでいく。我は常世総ての悪を敷く者、とバーサーカー召喚時特有の一説を加え詠唱をしていくと、発動し溢れんばかりの光が部屋の中へと満ちていき徐々に『それ』が姿を現す。その光景に思わず息を飲み、）僕に、力を貸してくれ。バーサーカー…（少し震えた声で話しかければ）」

（久しぶりにロルでなかなか感覚を思い出せず不慣れで申し訳ありません；よろしくお願いいたします）