半堕刀剣 2018-04-15 23:28:01 |
通報 |
――っ!( それによって今迄凄まじかった殺気も少し治まりその場でしゃがみこむと彼を抱き寄せては睨み、がるる )
うるさい。( 頭へちょっぷ )…そら、寝るぞ。( もぞもぞ布団の中へ / 寝る気満々 )
……ふふ。( 相手の台詞にくすくす )ぁ…いや、すまない。つい…だが、そう言ってもらって嬉しい。( くす )
ッ、っ…!( 力の差はほぼ一緒の筈なのに頭上に手をねじ伏せられても尚抵抗はビクともせず。今の彼の状態が怖く感じこのままだといけないと )っ、い、や…だ!いや…!はな、せ…っ。国広!頼む、目を覚ましてくれ…!国広ッ
( そうこれは夢ではなく現実に起こっている事。此方とて夢なんかじゃないかと思う程に未だに降りそそぐ桜吹雪によって見せる幻覚なのではないかと。だが、この手の温もりと感触といい夢ではないことが明らかにわかる。今迄この胸の内に想いを隠して苦しい思いをしたのもこれでやっと彼に自身の想いを伝えられた。伝わったのだ。こんな嬉しいことはなく溜め込んだいたものがすべて吐き出されたことにより自然とぽろり、ぽろり涙を流し )……国広。( 握られたその両手をやんわりと返し名を呼ぶ代わりに頷いて )
トピック検索 |