半堕刀剣 2018-04-15 23:28:01 |
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“てめぇに好かれようなんざ思ってねえよ。チビ。…国広、さっさとやれ。”( 威圧的な視線を己が刀に向けるも、刀は相手の背に隠れ首を振るばかりで )
そうだな。…あんた、酒は強いのか。( まあ飲めとばかりに相手の杯へ酒を注いで )
いつからそんなにお強請りが上手くなったんだ。( 挑発的に笑むと相手の頭巾をするりと外し )
別に、弱気になんかなってない。…据え膳食わぬは何とやらだ。そう言うからには覚悟しろよ。( ちゅ、と額に口付け )
( 甘味と聞いて何より喜ぶ相手。その反応の良さに内心少しばかり驚くも微笑ましさは変わらず厨房へ駆けていく相手を見送り )…甘味が好きなのだろうか。( 先程の彼の笑顔を思い返し、手の中の羊羹をぼんやり見つめつつ一人憶測を呟いて。また一つ相手の一面を知ることが出来、自然と口元緩めては小さな喜びを胸にしつつ小刀で羊羹を切り分けておき )
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