半堕刀剣 2018-04-15 23:28:01 |
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ああ、任せたぞ。分霊。
――では、こちらも来るべき時がきたらあんたと主を引き合わせよう。…しかし俺の主と話してみたいとは酔狂な奴。どうなっても知らないぞ。( 首傾げ )
( 剣呑な威嚇もこの審神者には通じぬらしい。飄々として掴み処の無い言い回しから楽天家という印象を受け、拍子抜けしたように審神者の言葉を反芻し。体の良い言葉だが要するに、隣の分霊が自身の監視役という事かと己なりに解釈すると“ 分かった ”と一言審神者に告げてはその背中を見送る。元より衰弱している肉体のせいか、はたまた審神者の前で余程緊張していた為か、再び相手と二人きりになるとつい気が緩んでしまい、ふらりとよろめいて )――…う、( 相手の心配げな眼差しを余所に彼の肩へ凭れる格好で、意識朧げなままに呻き声。力の抜けた指先から刀が滑り落ち、がしゃんと硬質な物音を立てた )
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