主 2018-04-07 08:22:16 |
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……自律型軍用兵器イデア。個体識別番号No.0です。
(乾いた音と共に開いたドアの先にいたのは、やはり数日前に出会った青年。なにやら、こちらの姿をみて少し驚いてるようだが、それが何故なのか分からず。しかし、先日会ったことは覚えているようで、相手にピッと敬礼をして上記を感情の篭っていない淡々とした無機質な声で言えば相手の顔を見上げてじっと見つめる。
すぐに顔識別機能が働き、視界に相手の目の形や鼻、歯並びなどが計算されていく。そして出た答えは、『非戦闘員』。保護対象という結果。だが、自分が先程まで護衛していた人とは顔の一致がせず少し首を傾げて「不一致が一部見られますが、貴方を非戦闘員として保護対象と認識しました。私が貴方をお守りします」と、再び無機質な声色で言えばいきなり相手の家に入り込んで「失礼します」と一言前置きすれば、相手の頭を左手で掴みそのまま床に押し倒しては隣に膝をついてしゃがみ「これより、周囲の安全確認します。危険ですから、伏せていてください…!」と言うと家の中をキョロキョロと見る眼球には青緑色のモザイクのようなものが走り、ピピピッ…など機械音が響く。自身の眼球に様々なデータ照合が瞬時にされその膨大な量のデータが目から脳へと入ってくる。そして30秒ほどで照合が終わると、ここが本人の家であること、危険物や襲撃の心配が今のところはないことが分かり相手から離れて)
周囲の安全の確認が取れました。ですが、警戒もせずいきなり扉を開けてはダメです。それと、窓に近づいていましたが、今後は避けてください。狙撃の的になります。窓は常に閉め、できればカーテンは開けないでください。
(と、相手から離れると周囲の安全は確認できたが防衛としての機能が全く備わっていない家だと分かりすぐに対処方法を言いながら、窓や扉、カーテンを閉めてから相手の方へと向き直り「何か質問はありますか?」と問いかけて)
(/わかりました。では、また詳しい内容はストーリーが進んでからで。)
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